シマ唄の聴き比べライブ

出演者と参加者らが笑顔で記念写真に(写真提供=荻原健太さん)

 

 

ライブを大成功させた左から辻さん、牧岡さん、和田さん、藤田さん、森田さん(写真提供=荻原健太さん)

 

 

 

満員の参加者魅了

 

 

 【東京】都会で奄美のシマ唄が響き渡った。このほど江戸川区の居酒屋で「奄美うたくらべVOL4」とした、ライブがあった。熱気あふれる店内には、三味線と唄、チヂンが響き渡った。80人満席の店内で参加者は笑顔でイベントを堪能していた。

 ライブはJR中央・総武線「小岩駅」南口からほど近い「沖縄料理居酒や こだま」(南小岩7の27の16)で行われたもの。シマ唄島料理の店「ならびや」(奄美市名瀬)店主の和田孝之さんが企画した。ヒギャ唄、カサン唄のそれぞれ2人参加してもらい聴き比べイベントの第4弾。奄美ファンの舟貝英伸さん、奄美2世の林法義さんが実行委員として第1回から協力している。

 牧岡奈美さん、森田美咲さん、藤田晶さん、辻美里さんが参加した。朝花節に続いて、第一部は「長雲節」「黒だんど節」のほか、それぞれ好きなシマ唄を熱唱した。唄の成り立ちなどが、あらためて説明され、参加者は聴き入っていた。また、和田さんの新曲「こだま」も披露された。

 休憩をはさんで第二部は、おなじみ和田さんの「ハゲー音頭」のほか、牧岡さんの「南ぬ風」などのソロやデュエットも紹介。息の合った歌声に、会場からは大きな拍手が湧き起こっていた。奄美市東京事務所の赤崎広和所長(58)は、「満席の会場には奄美ファンも多く、島々で違う曲調のシマ唄に魅了されていました。遠く離れた東京で、このような素晴らしいイベントが続いていることに感動しました」と語った。

 牧岡さんは「奄美大島、喜界島、徳之島の島風を感じ懐かしい気持ちになり、堪能していただけたらうれしいですね」と笑顔だった。会場は「喜界やよい島」「ワイド節」の踊りで熱気が充満。ハト(指笛)、手拍子が天井に響き渡り、六調で最高潮に。「初めての方も25人ぐらい。その方たちも参加しての踊りで今までにない盛り上がりでしたね」とスタッフは振り返った。

 和田さんは「いつも多くのファンに来てもらえ、感謝している。時期は未定ですが、来年も開催したいね」と満面の笑み。シマ唄を満喫した参加者を見ながら意欲を燃やしていた。