秘密基地内に手作りの机を設置する子どもたち(12日、知名町沖泊海岸)
【沖永良部】「ELOVE教育フェスタ~つながる つくる つたえる~」(NPO法人SMAPPY主催)が12日、知名町内であった。小学4年生から高校3年生までの28人が参加。「おもしろいことをやろう」を合言葉に秘密基地作りや料理、ヘアメイクなどを体験した。
子どもたちの「やってみたい」という思いを実現させようと、東京のお茶の水女子大学附属小学校教諭で沖永良部出身の神﨑芳明さん(42)が企画。フェスタは12、13日の日程で、島内外にいる沖永良部出身者が協力した。
今回は▽食▽美容▽創作▽映像▽音楽―の五つのプログラムを準備し、子どもたちがそれぞれのグループに分かれて活動した。
美容チームの6人は、美容室「haku」(同町瀬利覚)でヘアメイクなどを体験。美容師3人が講師を務め、ヘアアイロンやハサミの使い方、メイクのコツなどを教わった。
創作チームの5人は、沖泊海岸で秘密基地作りに挑んだ。木材で骨組みを作り、屋根と壁は農業用の防風ネットで代用。サポーター役の大人たちと協力しながら、幅3・3㍍、高さ2㍍、奥行き2・7㍍の秘密基地を作り上げた。
映像チームは、各チームの活動をスマートフォンやカメラで記録したほか、沖泊海岸の絶景をドローンで撮影した。13日は撮影した映像を編集し、みんなの前で披露する。
夕方になると、活動を終えた子どもたちが秘密基地に集まり、手作りの机の上で食チームのメンバーが作った料理を並べ会話を楽しんだ。
創作チームの平安雅さん(18)は「みんなで意見を出し合いながら作業するのはとても面白かった。立派な秘密基地を作ることができてうれしい」と笑顔。
企画した神﨑さんは「人とのつながりが人生では大事。フェスタを開催できたのも島内外にいる同級生のおかげ。人と良い関係があれば、頑張れる場面がたくさんあることを子どもたちに伝えたい」と話した。

