テーバルバンタからの雄大な景色に見入る参加者たち
白ゴマの収穫体験を楽しむ子どもたち
羽田未来総合研究所(東京都)と日本エアコミューター(JAC、霧島市)が運営する「喜界島自然学習ツアー(離島留学)」が26日から、喜界町で開かれた。3泊4日の日程で、関東圏の小中学生4人が来島。地元ガイドの案内で、島の観光スポットを巡ったり、ゴマの収穫体験を楽しんだりと、サンゴの島の自然や文化を満喫した。
羽田未来総研が、2018年から取り組む地方創生活動の一環。関係人口創出が目的で、喜界島での実施は初めて。ツアーの企画運営はJACが担当した。
一行は26日に羽田空港から鹿児島空港を経て、喜界島入り。同総研事業開発部の浦山愛子さんが同行し、地元案内はエコツアーガイドの谷川理さん(42)が務めた。
27日は、巨大ガジュマルを皮切りに、午前中はサトウキビの一本道やサンゴの石垣を見学。島の成り立ちが一望できるテーバルバンタでは、サンゴ礁が織りなす雄大な大地の景観を堪能した。
午後は、喜界島工房の杉俣紘二郎代表(46)の指導で、生産量日本一を誇る白ゴマなどの収穫を体験。鎌を手に、下部が黄色く色づいた穂を丁寧に刈り取っていた。
アマミノクロウサギに興味を抱き、東京都で啓発活動「奄美観光プロジェクト」に取り組む東蒲中2年の酒匂幸大(さかわこうだい)君は「巨大なガジュマルに感動した。SNSで発信していきたい」と笑顔だった。
同行した浦山さんは「子どもたちが自分で発見する力を身に付け、交流することで地域への思いが高まれば」と話し、JAC地域連携部の上村徹部長は「将来はリピーターとして喜界島に戻ってきてほしい」と期待を込めた。
28日はマリン学習などを行い、29日に帰路に就いた。

