24日から結核・呼吸器感染症予防週間
厚生労働省は、毎年9月24~30日を「結核・呼吸器感染症予防週間」と定めている。名瀬、徳之島の両保健所は同週間に合わせて、予防のための普及啓発を実施。名瀬管内の新登録結核患者罹患(りかん)率は全国より高い傾向にある。
県大島支庁健康企画課によると、結核は、結核菌によって主に肺に炎症が起こる病気。結核菌の混ざったしぶきが咳(せき)やくしゃみで空気中に飛び散り、それを周囲の人が直接吸い込むことで感染する。症状は「咳」「たん」「微熱」「体のだるさ」など風邪と似ているが、症状が長引くことが特徴。医療や生活水準の向上で、薬を飲めば完治できるものの、現在でも全国で年間1万96人の新しい患者が発生し、1587人が死亡する「重大な感染症」(2023年時点)となっている。
同年の県内の新規結核患者は152人で、うち名瀬・徳之島保健所管内では10人。名瀬管内の新登録結核患者罹患率(集計対象年の1月1日~12月31日の1年間に新たに登録された結核患者数を人口10万人あたりの率で表したもの)は23年で14・4。鹿児島県(9・8)、全国(8・1)より高い状況にある。
結核の予防・早期発見のポイント(感染予防)として、▽咳が2週間以上続く、たんが出る、体がだるい、微熱が続く、急に体重が減るなどの症状がある時は、早めに受診▽感染しても症状が出現しないことがあるため、職場や市町村等で行われる定期健康診断を積極的に受診し、早期発見▽健康的な生活が予防につながることから、適度な運動や十分な睡眠、バランスの良い食事を―など挙げる。

