徳之島きび 「平年よりやや良」で生育

今期産サトウキビの生育状況「平年よりやや良」や、第3期増産計画(10年)も確認した運営企画委=24日、天城町

第3期増産計画も確認
生産対策本部運営企画委

 【徳之島】徳之島さとうきび生産対策本部の運営企画委員会(月例)は24日、天城町役場で開かれた。今期産のサトウキビ生育状況(今月1日調査)は三作(夏植え・春植え・株出し)の平均茎長・茎数ともに「平年よりやや良」と報告された。あわせて、2026年度から10年間にわたる次期増産計画も確認した。

 会合には、3町や県農政、JAあまみ、南西糖業など関係機関・団体の担当者約30人が出席。生育調査の結果や培養苗推進、農作業受委託調整センターの中間実績報告。さらに、国県の各種補助事業の基礎データともなる26年度からの第3期増産計画の最終報告も基に協議した。

 生育調査報告(南西糖業)によると、8月の降水量は104・5㍉で平年比59・8%と少なかった一方、平均気温は29・1度(平年比102・4%)で平年並み、日照時間は287・9時間(同126・1%)と多かった。これにより、三作平均の茎長は平年比103・9%(プラス7・8㌢)、茎数も同104・3%(プラス4・3本)と推移。今後の降水量が課題ながら、「平年よりやや良い状況」。8月1日時点からいずれもプラスに転じた。

 第3期増産計画(2035年度目標)は、▽徳之島町が収穫面積1050㌶(2024年度実績984㌶)、生産量5万6773㌧(同5万2508㌧)▽伊仙町が1113㌶(同1049㌶)、5万6850㌧(同5万4422㌧)▽天城町が1150㌶(同1110㌶)、6万7008㌧(同6万5114㌧)を掲げた。3町合計では収穫面積3313㌶、生産量18万1531㌧、出荷戸数2119戸を最終目標とする。

 ただし、出荷農家数の減少が見込まれる中で収穫面積を維持するには、現在平均1戸あたり1・3㌶の規模を「1・6㌶」へ拡大することが前提となる。増産関連補助事業など獲得への基礎データともなる同計画は11月、県を通じて国に提出される予定だ。