人にもクロウサギにも優しい運転を呼び掛けた街頭キャンペーン=9月30日、伊仙町阿三
運動最終日 伊仙町で街頭キャンペーン
【徳之島】秋の全国交通安全運動最終日の30日夕、徳之島地区の街頭キャンペーンが伊仙町阿三の県道であった。関係機関・団体から約30人が参加し、往来のドライバーたちに交通事故防止とともに、国の特別天然記念物アマミノクロウサギなど希少野生動物にも配慮した運転を呼び掛けた。
キャンペーンには、原口浩二徳之島署長をはじめ署員、伊田正則伊仙町長ら職員、同町地域女性団体連絡協議会・交通安全母の会(橋口章子会長)の会員、環境省徳之島管理官事務所の職員らが参加。猛暑のなかドライバーにチラシや夜光反射材、アメ玉などグッズを手渡しして安全運転を訴えた。
伊田町長は、軽の愛車で偶然通りかかった妻晴美さんの姿に驚きつつ、自らチラシを手渡す一幕も。路上キャンペーンには「女性連の皆さんが(児童生徒の)登下校時に街頭活動している姿に刺激を受け、町民の安全のため協力したかった」。原口浩二署長は関係者の協力に感謝しつつ「交通安全運動期間が終わってもスローガンの交通ルールとマナーをしっかり守ってほしい」と話した。
一方、環境省事務所のアクティブレンジャー中澤孝さんによると、島内における今年のクロウサギ・ロードキル(交通死)は23件(伊仙町内はゼロ、同日現在)。「例年これからの季節に増える。ハード面の対策は進めており、最終的にはドライバーの皆さんの運転、ソフト面のご協力が重要です」と強調した。

