奄美市合同入社式

新たなスタートを迎え表情を引き締める新社会人たち

社会人としての活躍誓う
16事業所・64人出席

 2018年度「第55回奄美市合同入社式」(奄美大島商工会議所など主催)が2日、奄美市名瀬の奄美サンプラザホテル2階で行われた。式には市内16事業所の新入社員64人が出席。真新しいスーツを身にまとった新人らは、企業や経済団体関係者から激励を受け、緊張感と期待を胸に、未来を担う新社会人としての新たなスタートを切った。

 冒頭、同商議所・谷芳成会頭が「きょうが社会に羽ばたく最初の日、皆さんの若々しいバイタリティとエネルギーに期待している。奄美の未来は一人一人の成長にかかっている。自分の仕事の本質を理解し、日々学んでいってほしい」とあいさつ。松本俊一県大島支庁長、朝山毅奄美市長など祝福の言葉が続くなか、新人らは真剣な表情で前を向き、諸先輩らのエールに耳を傾けた。

 新入社員を代表して名瀬港運㈱の松元悠聖さんがあいさつで「地元企業の一員になり、喜びとともに責任を感じている。日々精進し一日も早く地域に貢献したい」と決意を宣言。最後は参加者全員で万歳三唱を行い、責任ある社会人としての活躍を誓った。

 ながはま調剤薬局に事務員として入社した里幸子さん(19)は「先輩にしっかり教わりながら、いつでも笑顔あふれる事務員になれるよう頑張りたい」と話し、同市役所に就職した松﨑匠さん(29)は「人のためにいろいろと変えることができるのが市役所だと思い就職を決めた。一人でも多くの市民に幸せを感じてもらえるように仕事に取り組んで行きたい」と表情を引き締めた。

 なお3日は、同新人を対象に、接遇マナーや交通安全などの社員研修会や交流会が行われる予定となっている。