葉タバコ収穫ピーク

葉タバコの収穫作業に汗を流す農家=8日、知名町正名=

知名町丁寧に摘み取る

 【沖永良部】2019年産葉タバコの収穫作業が知名町でピーク迎え、管理機に乗った農家が収穫に汗を流している。作業は7月末まで続く。

 同町役場農林課によると、今期は耕作人員26人で栽培面積は5595㌃。10㌃当たりの収量(単収)225㌔㌘、キロ単価2040円、総販売代金2億5680万500円を目標としている。

 快晴に恵まれた8日、葉タバコのほ場が多い同町正名集落では、栽培農家が成熟して黄色くなった下葉を一枚一枚丁寧に摘み取る姿が見られた。収穫した葉は、乾燥させ、取引が行われる9月まで大切に保管される。

 家族で収穫作業をしていた男性(49)は「今年は害虫が多かったが、品質は良い。台風などの被害がなく無事に作業を終えたい」と話した。