中さんが最優秀海外歌手賞

最優秀海外歌手賞の授賞式ステージで熱唱する中孝介さん。ミニアルバムは４月にリリースされている（提供写真）

　【東京】中孝介さんがミニアルバム「愛者～Ｋａｎａｓｈａ～」と「最優秀海外歌手賞」を引っ提げて、年末コンサートへ――。音楽アプリの再生回数のシェアに基づき受賞者を選定する「アジアニューソングランキング」がこのほど、中国・北京で開催されたが、中さんは香港の女優で歌手のカレン・モクさんらアジアのスーパースターらに交じってレッドカーペットに登場。最優秀海外歌手賞（海外傑出歌手奨）を受賞、ステージ上でデビュー曲「それぞれに」を熱唱した。

　ランキングは、中国のアリババミュージック、新浪ウェイボー、新浪エンターテインメントが２０１５年から始めた。台湾興行成績歴代１位の映画に本人役で出演、その後中国本土でツアーを敢行している中さんの実績が認められたもの。自身のウェイボーのフォロワーは１２万人だ。

　そんな中さんが、「中孝介コンサート２０１９　愛者～Ｋａｎａｓｈａ～」と題した恒例の年末コンサートを、７日に大阪「南海浪切ホール・小ホール」、８日は東京「日本橋三井ホール」、２９日は宮城「誰も知らない劇場」で行う。中さんは、「愛者は、奄美の方言で、いとしいという意味。皆さんにとって、掛け替えのない、大切な人の胸の奥に響くよう、心を込めて歌います」と意気込みを語っている。愛にあふれたコンサートが、間もなく幕を開ける。