「プラス1運動」で事故防止

新しいキャンペーン用ベストで「プラス1運動」を呼び掛けた天城町交通安全母の会会員たち(提供写真)

町内で街頭キャンペーン 天城町交通安全母の会

 【徳之島】天城町交通安全母の会(大吉美枝会長)の会員らは今年度「子どもや高齢者をはじめとする歩行者の安全のためにプラス1(わん)運動」を14日午後、町内県道沿いの全集落で街頭キャンペーンを実施。さくら色に夜光反射材をあしらった新しいキャンペーン用ベストを着けてドライバーや歩行者に「プラス1運動」を啓発した。

 「プラス1運動」は、4つの交通安全県民運動(ほか「全席ベルト着用?します、させます運動」「飲酒運転「8(やっせん)運動」「3(サン)ライト運動」)の一つ。

 大吉会長(町地域女性団体連絡協議会長)ら会員11人が参加。ベストは県交通安全母の会連絡協がデザインを一新したばかり。町役場を発着に、新型コロナウイルス対策の「3密」防止に配慮してチラシやキャンペーン用グッツの配布などは行わず、のぼり旗を手に歩道で立しょう。

 広報車のマイクを通じ「道路の横断は右・左・右を確認。道路の中央付近でもう一度安全の確認をプラス1!」「 夜間の外出時には夜光反射材をプラス1!」「 明るい服を着てプラス1!を」―などと懸命にアピールした。

 21日からは「ルールとマナー 乗せて走ろう 秋の道」をスローガンに秋の全国交通安全運動(30日まで)も始まる。