「歯と口の健康週間」が4日から、始まる=ポスター=。県大島支庁保健福祉環境部(名瀬保健所)の発表によると、名瀬・徳之島の両保健所管内の3歳児のむし歯率は14保健所中13・14位と県内最悪で、歯周病・オーラルフレイルの予防に向けた各種検診の受診率も県平均を下回る状況が続いている。期間中は、地元メディアでのPR、各種イベントに取り組むなど、周知・啓発の強化に努めていく。10日まで。
歯と口の健康週間は、「6(む)4(し)」にちなんで毎年実施。全国の重点目標には「心と体を支える歯と口の健康づくり」を掲げている。
名瀬保健所管内24年度のむし歯有病者率は、1歳6か月児が前年度比0・91ポイント増の1・57%で、県内14保健所中12位。3歳児が同0・54ポイント減の15・99%で県内13位だった。徳之島保健所管内は、1歳6か月児が前年度比0・58ポイント増の3・27%で県内14位。3歳児が同1・42ポイント減の16・61%で、共に県内最悪だった。むし歯の原因は多岐にわたるため断定はできないが、歯みがき、間食などが要因の一つとして指摘されている。
一方、名瀬管内の歯周疾患検診受診率は前年度比0・34ポイント増の13・02%で県平均9・83%を上回った。徳之島管内は同1・71ポイント増の8・48%で、オーラルフレイルに関わる「お口元気歯ッピー検診受診率」は、名瀬管内が前年度比1・81ポイント増の9・46%、徳之島管内が同0・66ポイント減の5・73%で、共に県平均10・4%を下回った。両管内ではここ数年、数値は回復しているものの、全国的な改善傾向で低迷は続いているという。
名瀬保健所管内では今年度、オーラルフレイル予防の強化に向け、噛(か)む力を養う「噛ミング30(カミングサンマル)」(ひと口で30回噛む)の推進を重点目標に掲げ、取り組んでいる。同部健康企画課の下原貴子課長は「口の健康、ひいては体の健康にもつながる。しっかりと噛む力を養うため、みんなで取り組んでいきたい」と話した。

