与論島の映像が準グランプリに

与論島の映像が準グランプリに

誇らしげに準グランプリの表彰状を受け取ったetootoの楠健太郎代表取締役社長

内閣府のクールジャパンアワードで

【東京】内閣府はこのほど、日本の魅力発信で優れた取り組みを表彰する「クールジャパン・プラットフォームアワード(CJPF AWARD)2026」を千代田区で開催した。広島県福山市に本社のある、映像の企画・制作・販売などを手掛けるetootoinc.が与論島で撮影した作品「日日是与論(Yoron Island Your own life,your own voyage .4K)」が選ばれた。

表彰式が行われたのは、千代田日比谷国際ビルコンファレンススクエア。同社の楠健太郎代表取締役社長が表彰式に出席。晴れがましい表情で登壇した。CJPF AWARDではゲームなどのコンテンツ、映画などの実写、音楽や食、観光、伝統産業・文化等の幅広い分野でムービー(動画)部門とプロジェクト(事業)部門で毎年募集・表彰をしている。今回もムービーには278点の応募があった。グランプリ、準グランプリ、優秀賞の各賞にそれぞれ2作品が選ばれた。

準グランプリに輝いた映像「日日是与論」は、与論町も撮影などに協力。八百万の神を題材に島そのものを擬人化し、自然崇拝とアミニズムの視点から島に宿る命のたくましさと美しさが表現されている。繊細な描写と象徴的な表現で世界観を強調、日本語のほか、フランス語、英語の多言語で展開。与論空港のサイネージでの発信を通じ視聴者層を拡大した。

楠代表取締役は「観光映像は、ドローンなどトレンドを追い掛けるあまり5年10年たつと忘れられる印象がある。それらを払拭(ふっしょく)したかった」と制作のきっかけなどを語った。「死生観の強い与論の自然のサイクルや生き物を擬人化した。これを見て一人でも多くの海外の方に与論島を訪れてほしい」と期待を寄せた。