徳之島キビ春植え推進出発式

春植え推進運動の出発式で、計画面積の必達を目指し気勢を上げる関係者=29日午前、徳之島町役場

早期植え付けで単収増を
3町目標は計965㌶

【徳之島】徳之島町糖業振興会(会長・高岡秀規町長)主催の2021年サトウキビ春植え推進運動出発式が29日朝、同町役場であった。早期植え付けによる単収向上も目指し、目標面積「315㌶」の必達を誓い合った。天城町の350㌶、伊仙町300㌶を含め3町では計965㌶を計画している。

役場駐車場であり関係機関・団体や生産者など約80人が参加。高岡町長はあいさつで「新型コロナが国内経済に大打撃を与えているが、農業・サトウキビは価格が安定。今後は春植えや夏植えによる面積増と単収増(平均6㌧以上)が課題と思う。種苗など支援策でキビ増産に努力したい」など協力を要請した。

続いて池山富良町議会議長やJAあまみ徳之島事業本部の平山正也統括理事、南西糖業㈱常務の新美薫徳之島事業本部長があいさつ。若者が定着する収益性の高いキビ作農業づくりや、早期植え付け栽培管理による単収向上、計画達成による増産などに期待。南西糖業社員の朝谷元気さんの発声で力強く「がんばろう」三唱して気勢を上げた。

引き続き天城町は2月1日午前10時から町防災センター敷地で、伊仙町は同5日午前8時半から役場正面玄関前でそれぞれ出発式を計画。3町ともに種苗や肥料など資材の助成を用意。春植え推進期間(南西糖業キビ搬入休止)も設けて推進する。一部では、雨天続きで進捗率が鈍っている今期産収穫作業との重複など影響を懸念する声もある。