県大島支庁が発行した奄美群島版「空き家・空き地の手引書」
奄美群島版ガイドブック 大島支庁が発行
県大島支庁はこのほど、空き家や空き地に関する制度や法律、活用法や事例をまとめた奄美群島向けのガイドブック「活用方法が見つかる!空き家・空き地の手引書」を作成し、発行した。全国で空き家の増加や土地の管理が問題となる中、立場に応じた有効な活用方法が探せる一冊となっている。
ガイドブックはA4全31㌻。住宅不足の解消、住まいの有効活用などを目的に、奄美群島で取り組む事業「住まいの問題を解決する家守(やも)りプロジェクト」の一環として発行。制作は、県住宅・建築総合センターが手掛けた。
冊子は、▽空き家Q&A▽相続登記▽空き家・空き地活用▽相談窓口▽相談先▽活用事例―の6章で構成。イラストや図版を多用し、見やすく、分かりやすいデザインにまとめている。
導入部となる空き家Q&Aの章では、空き家に関するルールや制度を紹介し、フローチャートでそれぞれの解決策に対応するページを案内した。相続登記の章では、24年に義務化された相続登記の発生から法務局申請までの手続きについて、順を追って解説した。
空き家・空き地活用の章では、使う、貸す、売る、譲るなどの目的別に分けて、土地や建物の上手な使い方を提案している。冊子ではこのほか、12市町村の相談窓口のほか、登記や相続、税といった各種団体への連絡先も網羅。巻末には自治体の取り組み事例も載せている。
ガイドブックは2000部発行し、関係各所に配布した。県ホームページでも公開しており、同企画総務課の谷本美恵子課長は「空き家や空き地の有効活用へ、一般の人も含めて多くの人に活用していただきたい」と呼び掛けている。

