崎原小中へオカリナ寄贈

オカリナ寄贈を受け、演奏練習で指導も受けた崎原小中の児童・生徒ら。指導した大城支部長(左)

名古屋の連盟本部 演奏披露、指導も

 「ライリッシュ・オカリナ連盟」(本部・名古屋市)は、奄美市立崎原小中学校(久野博幸校長、児童11人、生徒8人)へ楽器のオカリナを寄贈することになり、26日、同連盟関係者が参加して同校で贈呈式が行われた。20個のオカリナを贈呈した後、同連盟沖縄県那覇支部の大城智子支部長(1級講師)、岩野美代子さん、奄美教室メンバー6人を含めた8人によるオカリナ演奏を鑑賞。寄贈を受けたオカリナを使って児童・生徒に演奏方法を指導する練習タイムもあった。

 大城支部長は、奄美市名瀬公民館金久分館で「奄美アルビレオ教室」(8人受講)、龍郷町りゅうがく館で「たつごう教室」(7人受講)を開き、オカリナ演奏を指導している。奄美教室メンバーの子どもが崎原小中学校に通っていることが縁となり、今回の寄贈につながった。

 贈呈式には、連盟本部職員の大矢悠二さんも参加し、あいさつした。8人による演奏ではベートーベン作曲の「喜びの歌」(歓喜の歌)、「エーデルワイス」を鑑賞、大城支部長ら2人による演奏では「ビリーブ」を鑑賞した。大城支部長は高音と低音が出る各種類の実演もした。

 最後に畠尚史生徒会長(中学2年)が「初めてオカリナ演奏を聴き、楽しかったです。寄贈していただいたオカリナで演奏できるようになりたいです」とお礼を述べた。