9年ぶり「闘牛文化振興推進議連」総会

闘牛文化振興推進議員連盟の総会に参加した国会議員や自治体の首長ら

徳之島へ感動の声も

【東京】永田町の衆議院第一議員会館で24日、9年ぶりに「闘牛文化振興議員連盟」総会が開催された。参議院で予算質疑さなかのため、出席は半数の16人となったが、関係省庁や自治体の代表者らが積極的に意見交換した。

39人が名を連ねる同議連総会は、役員改選で開始された。新会長には鈴木俊一氏(財務相、岩手2区)、副会長には西銘恒三郎氏(沖縄4区)、山本順三氏(愛媛)が、幹事長は鷲尾英一郎氏(比例・北信越)、事務局長に保岡宏武氏(比例・九州)がそれぞれ就任することが拍手で承認された。

保岡事務局長の司会で議事進行。予算委員会のため欠席の鈴木会長に代わって、鷲尾幹事長があいさつ。「紆余(うよ)曲折あったが、政治の側も一肌脱いで闘牛文化を守っていきたい」と語った。

うるま市(沖縄県)などの自治体からのあいさつに続いて、関係省庁からの意見聴取へ。観光庁からは、闘牛場を活用した観光コンテンツ造成の事例案、農林水産省からは闘牛文化等の資源を活用した農泊の推進などが紹介された。ほか、内閣府、文化庁も説明した。その後、意見交換では「闘牛が盛んな6地域の統一的なパンフレットなども必要では」などの話題が上がった。

愛媛県の岡原文彰宇和島市長は、2023年の伊仙町での闘牛サミットを「3町が競うよう闘牛に取り組んでおり、熱気がすごく感動した」と振り返った。また「子どもが闘牛に関っているのに驚いた。地域が子どもを育てる環境がある。どこに行っても『徳之島は素晴らしい』、そう話していますよ」と笑顔だった。保岡事務局長が「ゴールデンウィークは、それぞれの地域で闘牛を楽しんでほしい」と話し、閉会へ。出席者らは、集合写真に納まっていた。

同議連は、闘牛文化推進のため、2015年9月に設立総会が行われた。今回は自治体の都合で参加はなかったが、徳之島からは3町長が参加している。