のぞみ園修了式

修了証書を元気に受け取るのぞみ園の卒園児たち

新たな出発にエール
20人卒園、元気に巣立つ

 社会福祉法人聖隷福祉事業団・児童発達支援センター「のぞみ園」(福崎充所長)は2日、奄美市名瀬の同園で2018年度「第22回修了式」を開いた。卒園児たちはりりしい笑顔で修了証書を受け取り、式を見守る保護者からは大きな拍手。成長の節目を祝福し、新たな出発にエールが送られた。

 今年度は、20人が卒園。卒園児らは、保護者や職員が見守るなか、歌や音楽に合わせて元気に入場した。

 園児らは、一人ひとり名前が呼ばれ、修了証書が授与。「警察官に」「サッカー選手になりたい」と将来の夢が語られると、会場からは温かい拍手が巻き起こった。

 福崎所長は「みんなに喜びをいっぱいもらった。4月からは小学1年生。新しい友達や先生と出会い、伸び伸びと成長してくれることを応援します」と激励。保護者代表からは「旅立つ日を迎え寂しくも誇らしくもある。心に寄り添うのぞみ園との出会いがあったからこそ家族が笑っていられた」と職員らを前にお礼の言葉も述べた。

 園児たちは「1年生になっても頑張ります」と大きな声でお別れの言葉。我が子の成長に目を細め、涙ぐむ保護者や職員に見送られながら、元気に学び舎を巣立った。