公立高校入試合格発表

公立高校入試合格発表

張り出された掲示板の前でポーズを取り、記念写真に写る生徒ら

大島学区696人が合格 高校生活の期待胸に
学区内全校で2次入試実施

県内の公立高校入試の合格発表が14日、各高校であった。大島学区では全日制・定時制に計696人が合格した。この日県教育委員会は2次入学者選抜の実施校・募集定員を発表。大島学区はすべての高校・学科で実施される。

奄美市名瀬の県立大島高校では午前11時に合格者の受験番号を掲示板に張り出した。自分の受験番号を見つけた生徒らは「あった!」と声を上げ、共に来ていた友人や保護者と合格を喜び合い、掲示板の前や校門前で記念写真を撮るなどした。

同校に合格した生徒らは「合格して良かった。中学校時代以上に頑張りたい」、「中学でも入っていた吹奏楽部に入部し、大編成の迫力ある演奏に混ざりたい」など、期待に胸を膨らませる様子を見せた。

今年度の県内公立高校入学試験は、定員1万2087人に対し9747人が合格。充足率は0・81(前年度比1ポイント増)。入試の定員がある70校154学科のうち59校113学科で定員割れとなった。大島学区は定員1120人に対し696人が合格し、充足率は0・62(同6ポイント減)だった。

2次入学者選抜について、県内では57校1110学科が実施を予定。2308人を募集する。大島学区では全校全学科で2次入学者選抜を実施。募集定員は全日制389人、定時制35人の計404人。

2次入学者選抜の出願期間は19日から20日正午まで。実施は22日で、面接・作文などがある。合格発表は25日午後2時以降に行われる。