民謡民舞少年少女全国大会

10位に入賞した奥野乃佳さん(左端)は緊張気味に表彰式へ


「請くま慢女」を堂々と熱唱する朝岡歩紀花さん


師匠を中心に喜びいっぱいの鈴木侑さん(左)と朝岡歩紀花さん

中学生の部・朝岡さん7位
全国の精鋭に混じり奮闘

 【東京】小中学生の民謡日本一を競う「令和元年度民謡民舞少年少女全国大会」(文化庁、日本民謡協会共催)が3、4日の2日間にわたって、品川区総合区民会館・きゅりあんで開催された。全国から集った精鋭たちに交じり、コンクールに奄美勢11人が出場。中学生の部で朝岡歩紀花(ほのか)さんが、見事7位に輝いたほか、2人が10位となり、2人が入賞した。

 令和初となる大舞台。全国各地の予選を勝ち抜き、民謡コンクールに出場したのは、小学1~3年の部60組(入賞は18位まで)、小学4~6年生の部72組(同24位まで)、中学生の部59組(同20位まで)。今回、奄美からの出場者の中で最高位は、「請くま慢女」を唄った朝岡歩紀花さん(山ゆり会)だった。朝岡さんは「出だしが笑顔で歌えたのがよかった。来年はもっと頑張りたい」とステージを振り返った。

 鈴木侑さん(やまゆり会)も「前回(小6)は結果を出せなかったので、最後の中3での10位は満足です」と、奄美(笠利)から駆け付けた家族と喜び合っていた。そんな二人を観客席から見守っていた山ゆり会の会主・森山ユリ子さんは、「一生懸命やった結果です。さらに頑張って上を目指してほしいですね」。愛弟子の奮闘に目を細めていた。

 また、小学4~6年生の部で奥野乃佳さん(名瀬ルリカケス会)が10位となった。ほか、入賞(優秀賞を獲得)したのは、小学1~3年の部で峰岡朋輝さん(奄美芸能徳之島)、中学生の部で、宮村祐花さん(徳之島民謡研究会)だった。

 7位が最高位にとどまった奄美勢だが、レベルが高い奄美の大会を勝ち抜いてきた才能は伝わっていたようだ。都内の50代の女性は、「艶やかな大島紬と独特の裏声に、奄美を感じられました。ぜひ訪れてみたいと思いましたね」と話し、奄美の風を堪能していた。