平田(名瀬中3年)が準優勝

平田(名瀬中3年)が準優勝

全国大会に向けて意気込んだ平田

九州中学校空手道大会 「全国でも練習通りに」

 2019年度九州中学校空手道競技大会(九州中学校体育連盟など主催)が9、10日、宮崎市の「KIRISIMAツワブキ武道館」であった。奄美勢では名瀬中3年の平田こはな(15)が女子個人形で準優勝を果たした。

 平田は小2の頃に、板割りなどを披露した教員の影響で空手道場の門をたたいた。小学生の頃には3回、中学に入ってからも団体で1回全国大会に出場するなど、これまでも大舞台に立ってきた。

 今回の準優勝について平田は「緊張せず、いつもの練習通り落ち着いてできた。ここまで行けるとは思っていなかったので実感がわかないが、うれしい」と振り返る。大会に向けては、ほとんど毎日2時間ほど練習。また、大会開始時刻に合わせベストコンディションを出すために、起床時間・食事時間にも気を付けるなど対策。持ち味でもある気合の入った声を十分発揮しつかんだ準優勝だった。

 平田は16~18日に札幌市で開かれる2019年度全国中学生空手道選手権大会へも出場予定。「練習通りできるよう、やったことを思い出しながら臨みたい」と意気込みを語った。

 大会結果は次の通り。

〈女子個人形〉▽1回戦 平田こはな(鹿児島・名瀬)3―2西川梓未(福岡・志摩)▽2回戦 平田3―2津川沙希▽準々決勝 平田5―0渡嘉敷采巳(沖縄・美東)▽準決勝 平田3―2亀澤凜夏(鹿児島・谷山)▽決勝 佐藤亜美(福岡・城西)4―1平田