和泊町切り花品評会

出品物を審査する市場関係者ら=和泊町=

最優秀賞に輝いた東秀光さんのテッポウユリ

最優秀賞に東秀光さんテッポウユリ
5部門105点を審査

 【沖永良部】2019年度和泊町切り花品評会が12日、同町防災拠点施設やすらぎ館であった。全国各地から来島した市場関係者が審査を行い、5部門105点の中から東秀光さんのテッポウユリ(品種・プチホルン)が最優秀賞に輝いた。

 切り花栽培技術の向上と商品性の高い花作りへの意識を高めようと毎年開催している。

 各部門の出店数は、キク部門32点、ソリダゴ部門30点、テッポウユリ・オリエンタル部門16点、グラジオラス部門8点、トルコギキョウ・その他洋花部門19点。

 審査委員長を務めた県沖永良部事務所農業普及課の古園郁郎技術主幹と市場22社の代表者らが、出品物の草姿やボリューム感などを見て回り、各部門の金賞を選定。その中から最優秀賞を決めた。

 市場を代表して群馬県中央園芸㈱の相馬正孝CEOは「和泊町の花の品質は年々向上している。最優秀賞のプチホルンは、これから生産量が伸びていく品種なので、消費者に知ってもらえるよう市場としても努力していきたい」と講評した。

 最優秀賞以外の入賞者は次の通り。

 ※()内は品種名。

 【キク】▽金=有馬忠弘(イディナ)、亘恵美(レミダス)、安田禮子(ポワル)▽銀=亘恵美(イディナ)、中村邦彦(テンダー)、寺原真穂(ヴィップ)
 【ソリダゴ】▽金=竹下誠吉(タラ)、大南正彦(同)、西村蒼花(同)▽銀=山下仁裕(沖のスバル)、芋高茂樹(タラ)、西村颯騎(同)▽銅=中原優樹(同)、末川亨志(同)、大南靖代(同)、山下昴(沖のスバル)、山下吉仁(同)
 【テッポウユリ・オリエンタル】▽東しずの(シグナム)▽銀=東しずの(プチホルン)、松浦知加(シグナム)▽銅=大栄秀文(ひのもと)、伊地知姫香(凛)、伊地知浩一(同)、藤井晃(テーブルダンス)
 【グラジオラス】▽金=名越浩二(ドクターマギー)▽銀=菅村耕二(ソフィー)▽銅=菅村拓也(ソフィー)、森明記人(同)
 【トルコギキョウ・その他洋花】▽金=東仁(マキアルージュ)、久富純一(渚)▽銀=名越健作(クリスハート)、川間宥幸(ボレロフレアホワイト)▽銅=東敏江(マキアルージュ)、伊地知達彦(エンドレスラブ)、芋高茂樹(ボンボヤージュスイートピンク)、竹下誠吉(ドラセナ)