「まほろば大和ウォーク」

桜並木の下、笑顔で歩を進める参加者

過去最高の804人参加
桜並木の下、力強く

 大和村教委等主催の第14回「まほろば大和ウォーキング大会」が31日、同村の奄美フォレストポリス一帯であった。村内外から804人が参加。村民の約半数に相当する参加者数で過去最高だった前回の699人を大きく上回った。参加者は健康づくりや体力増進など目的に林道や桜並木を元気に歩いた。

 ファミリーコース(4㌔)と桜並木散策コース(6㌔)、チャレンジコース(8㌔)があり、参加者はそれぞれの体力にあったコースを選択。木々が立ち並ぶ坂道で森林浴を楽しんだり、マテリアの滝の音や小鳥のさえずりに耳を傾けたり、桜の木の下で記念撮影したり、思い思いにウォーキングを楽しんだ。

 フォレストポリス水辺の広場周辺では、多くのヒカンザクラが参加者を出迎え、“無言の声援”を送った。また給水ポイントも多くの人だかりができ、参加者は休憩をはさみつつ、歩を進めた。

 ゴール地点では恒例の農林産物販売所もにぎわい。航空券や地場産野菜、特産品など当たるあまみ商工会など協賛の抽選会も例年と同様に盛り上がった。

 ともに4㌔コースを歩いた伊津部小3年の座安理奈さんと大和小2年の大野日菜子さんは「友達とおしゃべりしながら歩いたので全然疲れなかった。サクラも見られて楽しかった」「来年は6㌔か、8㌔にチャレンジしてみたい」と笑顔で話した。