グリーン日記コンテスト

表彰状を受け取った遠矢君(右)と平原さん

最優秀受賞者へ表彰状
平原さん(奄美小)と遠矢君(朝日中)

 県の「グリーン日記コンテスト」表彰式が19日、奄美市名瀬の大島支庁であった。大島支庁管内で入賞した個人・学校に対して、本重人支庁長が表彰状を授与。受賞者による作文の発表なども行われた。

 同コンテストは地球環境を守るかごしま県民運動の一環として、県内の小中学生を対象に実施。約2千人の応募から、最優秀賞10人、優秀賞30人、学校表彰5校が選ばれた。表彰式は1月24日に鹿児島市のかごしま県民交流センターで予定していたものの、大雪で中止となったことから大島支庁管内分のみの表彰式が行われた。

 表彰式に参加したのは、個人表彰で最優秀賞を受賞した遠矢航君(朝日中2年)と平原祐奈さん(奄美小4年)、学校表彰の朝日中学校から平原直記教諭の3人。それぞれに本支庁長から賞状を手渡されたあと、平原祐奈さんが県民交流センターで発表予定だった作文を発表。「ほんのちょっとの気持ちで誰でも出来ること」として、クーラーの温度設定やごみのリサイクル、エコバックや水筒持参運動など、家族で取り組んできたことを説明し、「小さなことで環境は大きく変えることができる」と語った。

 平原教諭によると、朝日中では1・2年生250人が全員、同コンテストに参加。その中でも最優秀賞を受賞した遠矢君は「日記を通して環境への意識が変わった。受賞したことは、自分でもびっくりしたけれどうれしかった」と笑顔を見せた。

 このほか、同管内での入賞者は次の通り。(敬称略)

 ▽優秀賞=岡葉月(朝日中1年)、中村龍喜(同2年)