シマクワ茶を中国に

作業場に並ぶ袋詰めされた商品=和泊町=

和泊町の研究所 パッケージ一新し出荷

 【沖永良部】和泊町喜美留集落でシマクワ茶を製造販売している沖永良部健康食品開発研究会(脇田清一郎代表)は23日から、海外出荷に向けた袋詰め作業を進めている。

 同研究所は、7年ほど前からシマクワの栽培をスタート。昨年は、東南アジアへの出荷も行い、さらなる海外販路の拡大を目指している。

 今回、中国輸出用に1000袋(粉末)の注文が入り、それに伴いパッケージを一新。シマクワの緑をイメージカラーにクワの葉がプリントされている。

 同日、作業場では代表の脇田さん夫婦と地域住民らが、パッケージの貼り付けと袋詰めを手作業で行った。商品は今週中に出荷される。

 脇田さんは「中国へ出荷できるようになったのも協力してくれた関係者のおかげ。地元の人もシマクワ茶を飲んで、元気になってもらいたい」と話した。