新規会員の加入促進も課題(徳之島地区生活研究グループ連絡協総会)
会員増強も課題に
徳之島地区生活研究グループ連協
【徳之島】徳之島地区生活研究グループ連絡協議会(中島徳枝会長)の2016年度総会・研修会は28日、徳之島町池間公民館であった。事業計画の共通課題に「学ぼう、伝えよう、徳之島の食と農」を継続。バレイショなど地域農産物活用した料理・加工品づくりや、3町連携事業の拡充、若手会員の加入促進も確認した。
徳之島3町生活研究グループの各単位組織(計20団体・113人)の関係者ら約60人が出席。中島会長(徳之島町同会長)は、国民文化祭関連行事への協力など前年度実績にふれながら「(今後も)目標を一つに和気あいあいと取り組もう」と要請。来賓の開催町や県農政関係者は「情報共有による緊密連携」「若手後継者の確保など会員増強」「農産物のPR活動(おいしい食べ方などレシピ紹介)、6次産業化推進」などに期待を寄せた。
協議では全議案を承認。16年度事業計画の共通課題「学ぼう、伝えよう、徳之島の食と農」では、①徳之島の農産物を活かした地産地消の推進②食文化と技の伝承③地域産物のPR・交流活動の推進―を継続する。県事業「牛乳を使った料理」創作のほか、バレイショの粉末やペースト、パパイアを活用した料理や商品化も模索する方針。
その他協議で中島会長は、各町単位の活動に比べて3町連絡協の交流は年1、2回程度と希薄化している点を指摘。「新しい人(新規加入者)を誘って何か交流行事が出来たらと思う。若い人を参入させるためにも立ち上がる必要がある」と交流の拡大を促した。
研修では県徳之島事務所の中島宗弘福祉課長が「百歳長寿者に学ぶ健康長寿の生活」と題し講話した。