「国体相撲必ず成功へ」

鹿国体・相撲競技の成功に向けて奄美市準備委員会

鹿国体で準備委設立総会 が設立された
奄美市

 2020年に鹿児島県で開催予定の第75回国民体育大会奄美市準備委員会(会長・朝山毅市長)の設立総会が10日、同市役所で開かれた。委員委嘱を受けた各団体関係者ら45人が出席。約3年半後の国体開催に向けて、関係者が一丸となり奄美市で開催される相撲競技を成功に導くことを申し合わせた。

 鹿児島での国体は48年ぶり。大会愛称は「燃ゆる感動かごしま国体」。スローガンは「熱い鼓動 風は南から」。20年9月下旬から同10月中旬までの期間のうち11日間を予定しており、今年7月に正式決定する。

 実施競技は正式競技37、特別競技1、公開競技5、デモンストレーションスポーツ16競技を予定(追加検討中)。奄美市では住用町の体験交流館で相撲競技を予定しているほか、群島内では天城町でトライアスロン、知名町でパワーリフティングが開催される。

 設立総会で朝山会長は「奄美の伝統的な競技でもある相撲の普及啓発、青少年の健全育成に役立てるためこの協議を必ず成功に導きたい。行政だけでは難しく、関係者のみなさんの協力・理解をたまわりたい」とあいさつ。

 準備委員会会則(案)や同専門員会規則(案)など承認。総会から常任委員会へ①開催準備の総合企画と運営②競技会場と競技運営、式典③宿泊と医事衛生④輸送、交通、警備、消防⑤広報と市民運動⑥その他会務に必要な事項―に関することを、委任事項に決めた。

 その後、「総務企画」「競技式典」「宿泊衛生」「輸送交通」の各専門委員会があり役員の選任、委員会役割の確認など行った。