マグロのチャンジャなど、瀬戸内の物産を「ワインでどうぞ」と試食を勧める
「ワイン ピクニック」で瀬戸内町の物産販売
【鹿児島】鹿児島市のマルヤガーデンズが開催した「ワイン ピクニック」で4日、瀬戸内町の有志が「奄美のめぐみ 瀬戸内マルシェ」と題した試食&販売ブースを出店した。
「ピクニック」は自然派ワインと食事などを楽しんでもらおうと、7階屋上庭園ソラニワで開催された。瀬戸内町の物産を鹿児島市内や多くの人に知ってもらおうと、同町の特産品であるキハダマグロの加工品を、ワインに合うよう洋風に味付けしたおつまみなどを提供した。
ワインのおつまみとして、マグロのオリーブオイル漬け、チャンジャのクリームチーズ添えイカ墨パン付きのセット、ティラダの塩ゆでを販売。買い物袋には、同町の就労支援事業所「いすわん」の利用者が地元新聞で製作したマルシェバッグを使用した。
購買者の反響は「お酒に合うと好評だった」と企画した「オフィスぴゅあ」の髙崎恵さん。「初めて食べて珍しいという人や、昔住んでいたことがあって懐かしいという人もいた。ここで体験したことを地元の方に伝えて、生産者の意欲がより高まってくれたら」と感想を話していた。