知名町婦人連協「みんなのつどい」

趣向を凝らした9作品が出そろった浴衣のリメイクコンテスト=知名町=

浴衣リメイクコンも

 

誰でも楽しめる場に

 

 【沖永良部】知名町婦人連絡協議会が主催する「みんなのつどい」が26日、同町中央公民館であった。家族連れら40人ほどが参加し、浴衣のリメイクコンテストなどで楽しんだ。

 誰でも参加できるイベントを行い、町づくりに関心を持ってもらおうと初めて開催。今回の内容は▽交通安全指導▽生ゴミから堆肥を作ろう▽日常の疲れをリセットしよう▽夏まつりゆかたリメイクコンテスト―の4つ。

 交通安全指導では、沖永良部署の職員が、10月から義務化された自転車利用者の保険加入や中学生以下の自転車使用時のヘルメット着用について説明。DVDを視聴しながら「悲惨な事故を防ぐためにも、ヘルメットの正しい着用方法を心掛けてほしい」と話した。

 浴衣のリメイクコンテストは、20年ほど前に同協議会で制作した夏祭り用の浴衣を再利用した。各集落からデザイン案を公募、全9作品が出そろった。

 足の部分に大きなスリットを入れて可動域を広げたものや、下半身部分を前掛け風にして脱着がしやすいもの、韓国のチマチョゴリ風など多彩。来場者全員が審査員となり、管理のしやすさや動きやすさなどの評価ポイントからナンバー1を決めた。

 このほか、生ゴミを堆肥に変える方法や疲れを取るためのストレッチとリンパマッサージで盛り上がった。

 同協議会の園田公子会長は「新しい試みなので、みんなの提案を取り入れながら今後も頑張って続けていきたい」と話した。