アイズ・カンパニー(奄美市)が鹿児島代表ユニホームを制作

アイズカンパニー製作のユニホームがお披露目された

県バスケット協とパートナーシップ提携

 【鹿児島】奄美市でバスケットボールウエアなどの製造を手掛けるアイズ・カンパニーが鹿児島県バスケットボール協会と2020年鹿児島国体に向けてのパートナーシップを締結した。12日に鹿児島市のジェイドガーデンパレスであった決起集会「突き抜けろ! 鹿児島バスケプロジェクト」では、全国ジュニアオールスター大会(3月28―30日・東京)に出場する中学生が同社の製作した新ユニホームを着用し、お披露目した。

 男子は青、女子は水色を基調とし、男子は太目、女子は細めのラインをあしらう。赤のラインには桜島の情熱を込めた。「男子はパワフルな力強さ、女子は繊細さと調和をイメージした」とデザインを担当した田中明子さん。東後藤優志郎(清水中)は「かっこよくてやる気が出る」と感想。奄美から代表チーム入りした園田陽介(小宿中)は「全国大会で学んだことを奄美に伝えたい。鹿児島の代表として出るからには良い結果を残してくる」と全国大会への決意を述べた。

 今後の国体では成少年男女が同じデザインのユニホームを着用する。同社の園田明会長は「ユニホームは、選手たちが県民の想いを背負って戦うときにまとう鎧。そのお手伝いができてありがたい」と話していた。

(政純一郎)