DeNA歓迎パーティー

2日から秋季奄美キャンプを行っている横浜DeNAベイスターズの歓迎パーティーが行われた。選手からも来季に向けた決意が語られた

「日本一になりパレードしたい」ラミレス監督決意
キャンプ協力会、来季飛躍期待

 奄美大島で秋季キャンプ中のプロ野球横浜DeNAベイスターズの歓迎パーティーが5日夜、奄美市名瀬の宴集会場で開かれた。チームを応援するベイスターズ奄美協力会(会長・朝山毅市長)会員、地元の野球少年らが選手、監督など球団関係者たちと交流。激励品の贈呈もあり、キャンプ成功を期待した。アレックス・ラミレス監督は「来年日本一になってここに戻り、できればパレードをしたい」と力強い決意を語った。

 式には三原一晃球団代表、ラミレス監督ほか球団スタッフ、同協力会員、島内の少年野球チーム関係者など約150人が出席。主催者を代表し、朝山会長が「今年は、残念な結果だったが、その分奄美のファンはやきもきしながらも、さらに応援に熱が入っているところ。ペナントレースの疲れを癒していただき、来季こそは優勝、日本一を期待」などとあいさつした。

 激励品贈呈で、奄美市からクロマグロ約50㌔と県からは20㌔の鹿児島産黒牛をプレゼント。キャンプ成功の期待を受けて、ラミレス監督は「今シーズンは失ったものより得たものが多かった。個人個人が自分自身を見つめ、何かを変えなければ良いチームにはなれない。日本一になって、ここに戻り、できればパレードをさせてもらいたい」と来季へ意欲を語った。

 その後、キャンプ参加の選手6人が登場。入団1年目の神里和毅外野手(24)が「奄美で力をつけなおして、来シーズンはリーグ優勝、日本一を取れるよう精一杯やっていきたい」と代表であいさつした。

 このほか島唄やヒップホップダンスも披露され、歓迎に華を添えたほか、選手・監督らとの記念撮影も行われ、交流を深め合った。