品物を審査する市場関係者ら=和泊町=
最優秀賞に輝いた伊地知浩一さんのテッポウユリ
【沖永良部】2018年度和泊町切り花品評会が12日、同町防災拠点施設やすらぎ館であった。全国各地から来島した市場関係者が審査を行い、5部門64点の中から伊地知浩一さんのテッポウユリ(品種・凛)が最優秀賞に輝いた。
切り花栽培技術の向上と商品性の高い花作りへの意識を高めようと、毎年この時期に開催している。
各部門の出点数は、キク部門11点、ソリダゴ部門17点、テッポウユリ・オリエンタル部門10点、グラジオラス部門14点、トルコギキョウ・その他部門12点。
県沖永良部事務所農業普及課の古園郁郎主幹を審査委員長に、市場27社の代表が出品物の草姿やボリューム感、商品性などを見て回り、各部門の金賞を1点ずつ選定。その中から最優秀賞を決めた。
市場を代表して群馬県中央園芸(株)の相馬正孝CEOは「年々品質が上がり、どの品目においても技術の向上が見られる」と講評した。
最優秀賞以外の入賞者は次の通り(敬称略)。
【キク】▽金=有馬忠弘(舞風車)▽銀=末川哲也(チスパ)▽銅=三島澄仁(カントリー)、末川哲也(テンダー)
【ソリダゴ】▽金=西村颯騎(タラ)▽銀=山下昴(沖のスバル)、中原優樹(タラ)▽銅=川間真一(同)、名越等(同)
【テッポウユリ・オリエンタル】▽銀=藤井晃(シーラ)▽銅=伊地知浩一(ひのもと)、藤井晃(マルコポーロ)
【グラジオラス】▽金=末川隆志(グランプリ)▽銀=西村昇幸(ノバラックス)、作寛光(アドレナリン)▽銅=上山忍(オアシス)、菅村文江(ノバラックス)
【トルコギキョウ・その他】▽金=名越健作(エンゲージホワイト)▽銀=伊地知達彦(渚B)▽銅=名越健作(エンゲージブルーピコティ)