夏空の下で行進する徳之島ナイン=平和リース
新たな歴史、刻む
【鹿児島】第101回全国高校野球選手権記念鹿児島大会は6日、鹿児島市の平和リース球場で開会式があり、夏の甲子園を目指す熱戦が幕開けた。
出場は78校70チーム。開会式にはこのうち69校61チームが参加。心配された雨も上がり、夏らしい青空の下で元気に入場行進した。選手を代表し甲南の角田大吾主将が「新たな歴史を刻めることを誇りに思い、高校生らしく、元気はつらつとプレーする」と宣誓した。
奄美勢は大島と徳之島が開会式に参加。徳之島ナインは当日朝に鹿児島に到着し、その足で開会式に参加した。エースの永田光は「どのチームの選手も調子が良さそう。自分も高めていかなければ」と気合が入った。初戦は大会第3日に樟南二との同郷対決。「夏は何が起こるか分からない。1つ1つのプレーに気持ちを込めたい」と意気込みを語っていた。
(政純一郎)