夏祭りシーズン目前

龍郷町・和泊町皮切りにスタート
伊仙町除く11市町村13地区で

 7月も終盤に入り、今年も奄美群島内各地で夏祭りが行われるシーズンが目前に近づいてきた。27、28日に龍郷町「ふるさと祭り」と和泊町「港まつり」を皮切りに伊仙町を除く11市町村13地区で9月1日までに祭りが開かれ、花火大会やステージイベントなど、夏の醍醐味が目白押しとなっている。

 例年、夏祭りシーズンのオープニングを飾る龍郷町「ふるさと祭り」は今年、初の2日間開催。一方、毎年7月に行われている「伊仙町ほーらい祭り」は台風被害復旧工事の関係で、11月3日に延期しての開催が見込まれている。

 7月中に開催の2カ所の祭りに続き、8月1日から4日までの4日間には、奄美群島で最も人出の多い奄美市名瀬の「奄美まつり」が開催される。舟こぎ競争、花火大会、八月踊り、相撲大会など数多くのイベントが繰り広げられる。

 開催のピークは10・11日の両日。▽「喜界町夏まつり」(喜界町、10・11日)▽「ヨロンサンゴ祭」(与論町、10・11日)▽「あやまる祭り」(奄美市笠利町、11日)▽「徳之島町どんどん祭り」(徳之島町、11日)―が予定されている。

 鹿児島地方気象台発表の1カ月予報(7月20日~8月16日)によると、期間中の奄美地方の気温、降水量はともにほぼ平年並みの予想。熱中症対策に気を付け、他地域のイベントに足を運び、夏を満喫するのはいかがだろうか。

 各市町村の日程は表の通り。