熱戦を終えて笑顔で写真に収まる参加者たち(提供写真)
初の栄冠に輝いた三村・瀬戸内の合同チーム「中南」(提供写真)
【東京】若さとエネルギーがコートで炸裂――。先日、北区の東十条小学校(中村都士治校長、小島由子副校長)体育館で「親睦バレーボール大会」が開催された。各東京の郷友会の青年部が100人近く集結、各島や地域などのチームに加え、同校PTAのチーム計7チームが参加した。熱戦は、東京三村(宇検、住用、大和)・瀬戸内の合同チーム「中南」がうれしい初優勝で閉幕した。
同大会は、東京奄美会青年部(原田尚樹部長)の主催によるもの。会場には東京奄美会から大江修造会長、勝光重幹事長、千葉真弓会計長も訪れ、熱戦の行方を見守った。
小島副校長が立ち会った開会式の後、A・Bブロックに分かれた各チームは21点先取を目指し、コートで躍動した。優勝候補の呼び声高いPTAチームは、「ほとんどが経験者、毎週土曜日に時間、名瀬出身のコーチの元で頑張っている」(小檜山まれみキャプテン)と話すように、初戦を圧勝で飾ったが、昨年の優勝チーム沖永良部・徳之島の合同チーム「沖徳」に惜敗。その「沖徳」はAブロックを順調に勝ち上がったものの、Bブロックを制した「中南」と決勝で激闘(21対23)の末、敗れ準優勝にとどまった。
初の栄冠に「中南」は、歓声の中、ガッツポーズを連発していた。原田青年部長は、「年々、大会のレベルも上がっており、各試合白熱して目が離せないほどでした。特に優勝した三村・瀬戸内の青年部による『中南』は、若さとチームワークがマッチし、見事な優勝でした」と振り返り、また、与論高校の卒業生も大会を盛り上げてくれたことも紹介、「来年以降も期待したい」と話した。3位は笠利・龍郷の合同チーム「笠龍」。以下は4位PTA、5位名瀬、6位喜界、7位与論となった。