体育祭・運動会シーズン開幕

体育祭・運動会シーズン開幕

応援合戦では各チームの伝統の演舞が繰り広げられた

大島高校 リレーや応援合戦で熱戦

 9月から奄美各地で開催される運動会・体育祭の先陣を切り、奄美市名瀬の大島高校(竹井俊久校長)は1日、同校上部グラウンドで「2019年度第71回体育祭」を開いた。各競技に参加した生徒たちは、日頃の練習成果を十分に発揮し熱戦を繰り広げた。競技だけでなく応援合戦の演舞も白熱し、グラウンドを熱気が包み込んだ。

 今年の体育祭のテーマは「燎~友と織りなす安陵の伝統 時代の黎明を照らす炎となれ~」。生徒らは地区別の6チームに分かれ、短距離走や俵運搬リレー、綱引きなどの様々な種目で競い合った。

 クラス対抗種目の長縄「燎」は各クラスが、息を合わせて長縄飛びで競った。部活動行進ではそれぞれの部活動のユニフォームなどに着替え、観客などに各部活のパフォーマンスを披露。保護者などの前で足を止め、ビデオカメラやスマートフォンなどで記念撮影する生徒たちも見られた。

 伝統の応援合戦では、各チームの応援団が和太鼓を打ち鳴らしながら掛け声を発し演舞を展開。限られた持ち時間の中で観客に、一糸乱れぬ迫力ある動きを見せつけた。

 夏休み期間中も練習に明け暮れた成果を、余すところなく出し切り演舞終了後に退場して涙ぐむ女子生徒の姿もあった。