奄美市老人福祉会館敬老祝賀会

奄美市老人福祉会館敬老祝賀会

福山会長から記念品を受け取った、里マツさん(右)

白寿1人・米寿13人を祝福
2年ぶり 多彩な余興で健康長寿祝福

 奄美市社会福祉協議会(福山敏裕会長)は11日、同市名瀬AiAiひろばで、市老人福祉会館(同市名瀬長浜町、福島正樹館長)の敬老祝賀会を開いた。名瀬地区に住む高齢者ら約120人が出席。今回は白寿を迎えた里マツさんのほか米寿者13人を紹介し、記念品を贈呈。利用者らによる18演目に上る余興を楽しみ、健康長寿を祝った。

 同会館は市が設置し、社協が指定管理を受け運営。市が実施する健康教室の会場となるほか、卓球台やカラオケなどの遊具を設置しており、名瀬地区の高齢者らの「ゆらい場」として活用される。

 敬老会は毎年9~10月に同社協が主催し実施。昨年度は台風接近により中止を余儀なくされたため、今回が2年ぶりの開催に。会場をほぼ満員にした出席者らが笑顔で楽しむ姿が見られた。

 開会にあたり、福山会長は「平均寿命が延びてきているが、若々しく健康的で長生きするのは簡単ではない。会館利用が病気やけがなく長生きすることにつながるよう、精いっぱい努力したい」とあいさつ。白寿・米寿を迎えた14人に記念品をプレゼントした。米寿者代表の田島辰徳さんは「これからも福祉会館での卓球・カラオケ仲間と絆を深めながら一日一日充実した人生を送りたい」と話した。

 余興では、利用者らが中心となり、踊りや歌、社交ダンスなどの多彩な演目を披露。最後は全員での六調で会は締めくくられた。