初出展で次回に向けた勉強ができたと話す天城町の瀬戸口繭子主任
完売を喜ぶ知名町の「桑抹茶ラテ」を販売した二人。左が安田紀子主事
奄美から4町出展
食堂ブース完売の好評ぶりも
【東京】「町村から日本を元気にする」をテーマにした「JAPAN町イチ!村イチ!」(全国町村会主催)が11月30日、今月1日の両日、有楽町の東京国際フォーラムホールEで行われた。
会場には、全国926町村から400近くの町村が出展。食堂ブースには52町村から特産品を使った食品が並び、多くの参加者でにぎわった。
昨年までは奄美群島からの出展は徳之島町と知名町だったが、今回は4町が出展。食堂ブースには与論町(いかご飯・もずくソーメン)、徳之島町(肉豚カレー)、知名町(桑抹茶ラテ)の3町のブースが並び、桑抹茶ラテと肉豚カレーは完売となる好評ぶりだった。
知名町農林課の安田紀子主事は、「キセキノシマグワ」の描かれた名刺を手に、桑の葉を使用したお茶ラテを販売。売り切れとなる人気に「こんなに人が多く集まり、桑の抹茶ラテが完売して、うれしい」と笑顔を見せた。
こちらも初出展の天城町は2日目には試食の黒糖が終了。同町商工水産観光課商工観光係の瀬戸口繭子主任は「初めての出展で驚く事ばかり。持ってきたものはすべてなくなった。次回の展開を学ぶこともできてよかった」と、こちらも参加者の多さと熱気に感嘆の声をあげていた。