奄美パークで大島養護学校作品展

県奄美パークで開かれている大島養護学校の作品展示

個性豊かな作品約150点

 龍郷町の県立大島養護学校(山口敏親校長)は13日から奄美市笠利町の県奄美パーク・奄美の郷で、同校小中高校生らによる作品を展示している。今回は約150点もの個性豊かな作品が並び、訪れた人らの注目を集めている。期間は26日まで。

 展示は地域住民らに同校の教育・児童生徒らへの理解と認識を深めてもらうために毎年実施。今回で15回目を数える。子どもたちが生活単元学習や美術、総合的な学習の時間などで制作した絵画などが並んでいる。

 落ち葉や枝を使った作品や紙版画などユニークな作品のほか、中学生らによる180㌢四方の巨大なモザイクアートは目を引いている。また、今回からは徳之島・喜界両支援教室の単独展示もあり、両支援教室の取り組みなども紹介している。

 同展示会担当の野口憲代教諭は「この日のために用意したものではなく、日頃の学習の成果。学校のことを知らない人などに子ども達の頑張りを広く知ってもらえれば」と呼び掛けている。展示会は26日までで、時間は午前9時から午後6時まで(最終日の26日は午後3時40分)。

 問い合わせは電話0997―62―3050(県立大島養護学校・赤池賢二教頭)まで。