投票率アップに団結

約80人が参加した県選挙管理委員会連合会・県明るい選挙推進協議会大島支会総会(7日、大島支庁)

知事・首長・議員選挙に向け
県選管・県明推協大島支会

 県選挙管理委員会連合会大島支会(元多政重会長)と県明るい選挙推進協議会大島支会(屋宮重藏会長)の2024年度総会が7日、奄美市名瀬の県大島支庁会議室であった。オンラインを含む約80人の委員が出席し、23年度決算や24年度事業計画を承認。7月の県知事選、9月以降に予定される奄美群島7町村の首長・議会議員選挙を前に、投票率の向上に取り組むことなどを確認した。

 元多会長は「群島内で多くの選挙が予定されている。選管の役割を認識し、適正に執行していただくことをお願いしたい」とあいさつ。屋宮会長は「(昨年4月の)県議会選挙では過去最低の投票率だった。一人でも多くの有権者が投票するよう尽力していこう」と呼び掛けた。

 事業計画では、県知事選前に学生のための選挙広報紙を配布、25年には奄美市と共催で専門学校での選挙講座を開催するなど、若者の投票率向上を目指す。

 明るい選挙推進運動表彰があり、明推協委員として10年以上の勤務歴のある9人が表彰された。次の通り。(敬称略)

 鮫島幸子(奄美市)、坂元龍馬(大和村)、村上恵子(同)、中井良二(同)、田中まるみ(同)、三島茂彦(瀬戸内町)、加藤文嗣(同)、森二三江(徳之島町)、福田すな子(同)

 総会後は研修会があり、23年9月の与論町長選挙・町議会議員補欠選挙における事例発表があった。