町長不在下で5月11日投開票へ 伊仙町長選

「町長不在」下の大型連休最終日(5月6日)に町長選が告示、同11日投開票が決まった伊仙町=28日、同町役場

連休最終日に告示

 【徳之島】伊仙町選挙管理委員会(嶺津太郎委員長ら4委員)は28日午前、大久保明町長(70)の任期半ばの辞職(4月26日付)に伴い50日以内の町長選挙の期日を協議。「農繁期に配慮」して大型連休最終日の5月6日に告示、同11日投開票することを決めた。立候補予定者説明会は4月8日に開く。新人同士の一騎打ちが予想されている。

 大久保町長は6期目任期満了(10月30日)としていた勇退表明を突如覆して27日午前、町議会議長に辞職届(4月26日付)を提出。同議長は受理して町選管に通知。町選管は公職選挙法の規定により50日以内に後任を選ぶ出直し町長選を執行しなければならない。期日を決める臨時委員会を午前9時から町役場で開いた。

 同選挙期日については大型連休前の「4月27日執行」との観測もあったが、嶺委員長(80)によると「農繁期を避けて50日以内の執行に配慮することで一致した」。選管事務局は「こんな(短期準備の)経験はないが、期日が決まった以上は選挙事務のミスなどがないように粛々と準備を進めたい」と話した。

 町選管によると、立候補届の受け付けは告示日の5月6日午前8時半~午後5時まで町役場会議室で。7日から5日間の期日前投票をはさみ、11日に町内小学校区別の8会場で一斉に投票。午後8時から町役場(議会本会議場)で即日開票される。

 立候補予定者説明会は4月8日午後2時から町役場3階会議室で。これまでのところ元教育長の伊田正則氏(65)=崎原=と元高校長の盛初弘氏(63)=目手久=の新人2氏(いずれも無所属)が立候補を表明。ほかに動きはなく一騎打ちの公算が大きい。

半月の町長不在も

 任期満了を待たず突然辞職を表明した大久保町長の辞職日は4月26日。そのため翌27日からは「町長不在」の異常事態に陥る。町長選の当選証書付与を経て後任の新町長が就任する5月12日までの15日間、副町長も不在のため寶永英樹総務課長(50)が「町長職務代理者」を務めることになる。

 今月1日現在の選挙人名簿登録者数は5035人(男2540人、女2495人)。