日本トップクラスのプロ・アマボクサーら合同自主トレ一行=3日、徳之島空港で(右から記事紹介順)
【徳之島】日本を代表するボクシングコーチの荒竹俊也氏(51)=鹿屋市、大橋ボクシングジム・トレーナー=らが率いるプロ及びオリンピック(五輪)元日本代表選手ら計5人が3日、徳之島入りし、合同自主トレーニングを開始した。天城町内を拠点に8日まで強化合宿を行う。
徳之島での自主トレは、日本代表合宿や鹿児島県代表合宿に続き4年ぶり3回目。今回は天城町のクロスカントリーコースでの走り込みや、同町B&G海洋センター体育館での筋力トレーニングに加え、今回は初めてサンドバッグを持ち込むなど、実戦を見据えた総合的な強化を図る。
指導に当たるのは、21年東京五輪村外コーチや24年パリ五輪正式役員コーチを務め、日本ボクシング連盟最優秀コーチ賞を受賞した荒竹氏と、中央大学監督で日本代表チームコーチの岩渕雄介氏(31)。岩渕氏も同連盟優秀コーチ賞を受賞するなど実績豊富だ。
参加選手は、父でもある荒竹氏が育てた▽プロの荒竹一真(23)=大橋ボクシングジム所属=をはじめ、アマチュアの▽岡澤セオン(30)=INSPA所属、21年東京五輪出場、世界選手権優勝、24年パリ五輪出場▽原田周大(24)=同ジム所属、全日本選手権優勝、アジア大会2位、パリ五輪5位▽祝聖哉(24)=タイオープン国際トーナメント日本代表、滋賀国スポ優勝▽波多野陽(21)=中央大、全日本ミニマム級3位=の5人。プロとアマのトップクラスが顔をそろえた。
徳之島空港では地元天城町が「熱烈歓迎」と書かれた横断幕を掲げ、特産のタンカンや黒糖焼酎を贈呈して一行を歓迎した。
荒竹コーチは会見で再訪の理由について「過去の合宿で選手たちが環境を非常に気に入り、試合でも成果がはっきり表れた。以前から再訪を熱望していた」と説明。練習環境については「体育館やクロスカントリーコース、ウエート施設が近距離に整い、トータルで鍛えられる。今回はサンドバッグも持ち込み、より実戦的な練習ができる」と語った。
来月13日にプロ3戦目を控える一真選手は「都市部にはない広々とした環境で、のびのびと練習に打ち込める。〝徳之島の熱いパワー〟を充電し、心身ともに仕上げたい」と意気込みを見せた。

