ピッチングのコツを指導する木村竹志さん(12日、知名町の沖永良部高校グラウンド)
沖永良部で野球教室 離島から甲子園目指せ
【沖永良部】元プロ野球選手の木村竹志さん(64、旧姓名・石井毅)による野球教室が12日、知名町の沖永良部高校グラウンドであり、島内の児童生徒約60人に投球技術を指導した。
沖永良部野球塾が主催。木村さんは、1979年に箕島高校(和歌山)のエースとして、甲子園春夏連覇を果たした。高校卒業後は、社会人野球の住友金属を経てプロ野球・西武ライオンズでプレーした。
キャッチボールでは、木村さんが子どもたち1人1人の投げ方を見ながら、「どこに投げるかを意識して」「投げる方向に向かってステップしよう」などとアドバイスし、軸足でしっかり立つことや投げる時のひじの使い方を身振り手振りで指導した。参加者らは、教えられたことを何度も繰り返していた。
教室では、守備練習のほか、走力や球速、バットのスイングスピードの測定会も行われた。
沖高2年の堀江勇飛さん(16)は「ひじや足の使い方を教えてくれた。9回を投げ切れるよう今後のピッチングにつなげていきたい」と話した。
木村さんは「地域の力がすごく大きいことを、私自身が高校の時に体験した。沖永良部島は野球に対する熱量が高い。離島の人がその地域に残り、住民も一丸となって甲子園を目指してほしい」と語った。

