初商いに多くの人出

初商いに多くの人出

初商いで福袋や特売セールがあり、早朝から多くの人でにぎわった(2日午前6時ごろ、奄美市名瀬中央通りアーケード)

 

福袋や特売セール目当てに

 

 奄美市名瀬の中心商店街で2日、初売りが行われた。名瀬中央通りアーケード内の衣料品店など各店舗では同日、夜明け前から恒例の福袋や特売セールなどを目当てに多くの人出があった。

 商店街では同日午前5時半ごろから、まだ暗いアーケードにそぞろに集まる人々の姿が。午前6時、シャッターが開く音が響き、各店舗が開店。買い物客らは店の中に入り、福袋や、通常より安価で手に入る商品を品定めするなどした。店内には「全商品○%オフ」や「初売り初奉仕」などのポップが並び、買い物客らの購買意欲を高めた。

 同市名瀬の大山友茂さん(33)と麻美さん(33)は、今年から小学校に入学する長女・乃逢ちゃん(6)の制服を購入しに、開店前から家族4人で並んだ。麻美さんは「混雑するかと思って早く来た」。乃逢ちゃんは「朝早くてねむい。小学校に入ったら勉強を頑張りたい」と話した。両手に買い物袋を提げた松山未智さん(17)と、朝沼優月さん(17)は「午前4時半に起きて来た。2店舗巡って、これからもう1店舗で買い物するところ。狙っていたものが買えて、早起きした甲斐があった」と語った。