赤木名スポ少、4強入りならず

9日、久芳を制した後の赤木名スポ少=提供写真=

全日本バレー小学生大会 優勝のあおいに敗戦

ファミリーマートカップ第37回全日本バレーボール小学生大会全国大会は10日、東京都渋谷区の東京体育館で、各部門の決勝トーナメントが行われた。混合の部でベスト8入りしていた鹿児島県代表の赤木名バレースポーツ少年団が準々決勝で愛知県のあおいと激突し、惜しくも敗退。4強入りにならなかった。

結果は次の通り。

▽混合の部決勝リーグ準々決勝 あおい(愛知)2(21―18、21―13)0赤木名

順位①あおい②余土(愛媛)

善戦するもストレート負け
赤木名スポ少 コート内外で成長見せる

「いつも通り一生懸命、笑顔でコートを走り回ってくれた」 (重井小百合監督)。初めての県大会優勝、そして迎えた全国大会。選手たちが緊張してしまい、普段の実力が出せないことを懸念していたというが、不安をよそに選手たちは全力を出し切り、全国ベスト8入りを果たした。

準々決勝以前はストレート勝ちも多く、結果だけ見れば順調に勝ち進んだように見えるが、そうではない試合もあった。特に優勝候補の久芳(広島)戦は苦しかった。第1セットは調子を保ったまま先取したがものの、第2セットは接戦の末奪われてしまう。残る第3セットを何とか制し、勝利したが、選手ら全力を出し切って、疲労困ぱい。双方の監督は感極まり、抱き合いながら涙を落した。

10日の対戦相手あおい(愛知)は3月にあった西日本大会で敗退した因縁の相手。絶対に負けられないという気概で臨んだが、前日の疲れがあったのか善戦するもストレート負け。因縁の相手に「成長を見せることができなかった」(重井監督)。結果、今大会はあおいが制した。

台風5号接近のため、奄美出発を早め、予想よりも長丁場となった、初めての全国大会。コンディション、モチベーションともに保つことが難しい環境下だった。そんな中、全力を出し切った選手たちを重井監督は「初めてのことばかりだったから一戦一戦が挑戦だったが、普段以上の力を発揮してくれた」と評価。一方で「メンタル面が今後の課題」と早速弱点を分析した。

小学3年生から6年生までいる赤木名スポ少。初めて親元を離れて遠征する選手たちもいる中、上級生が下級生の面倒を見る姿もあったという。「コートの中だけではなく、外でも大きく成長を見せてくれた」と重井監督はうれしそうな声で語った。