関東大島工業会総会

関東大島工業会総会

先輩たちの前で、熱唱する、蛇味線ロックバンドの「ティダ」。7月16日には、「横浜サムズアップ」でライブを行う

次回も元気に集まろうと、記念の写真に収まる参加者たち

来年9月「工業祭」開催へ
シマグチ交わしながら歓談

 【東京】「みんなで島を盛り上げていこう」。関東大島工業会(平田修会長)は15日、世田谷区池上の徳持会館で「第7回関東大島工業会総会・懇親会」を開いた。会場には約70人が参加、シマグチを交わしながら歓談、近況や故郷の話題で楽しんだ。なお、来年9月には奄美で「工業祭」を行うことも発表された。

 中濱寛幹事長(13回卒・電気科)の司会で総会はスタート。出席者全員での郷土遙拝、校歌斉唱に続いて平田会長(4回卒・電気科)があいさつ。「島の人口減少が著しい中で、何か島のためにできないか」と語った上で、「来年9月22日には大島工業の跡地で、『工業祭』を主催する。一人でも多く参加してもらいたい」と呼び掛けた。

 会務報告、会計報告など順調に議事は進行。来賓からは、東京奄美会・川崎末一副会長、関東安陵会・中川裕雄会長、奄美市東京事務所・信島賢誌所長があいさつした。

 なお、役員は留任となったほか、新たに幹事として阿世知秀人さん(16回卒・土木科)ら5人が加わることが発表された。第2部は、戸田康幸副幹事長(22回卒・電子機械科)の司会での懇親会。牧岡奈美さんは「奄美ちんだら節」などを伸びやかな声で歌い上げた。

 続いて工業校OBの4人と、横浜を地元にするドラマーによる蛇味線ロックバンド「ティダ」が登場。ロック調にアレンジした校歌のほか、「ハイビスカス」などを熱唱。唄者(ボーカル)の安部雄志さん(27回卒・電子機械科)は「工業高校のやんちゃな部分を音楽で表現できればと始めて13年目。いつまでも、熱い気持ちを忘れずにやっていきたい」と宣言した。

 また、しまらっきょと林法義さんによる「大島エレジー」なども披露され、笑いと大きな拍手を巻き起こしていた。ほかに、カラオケなどで大盛況に。「六調」で再会を誓い合いながらフィナーレとなった。