関東徳州会総会・懇親会

会長を務めた2年間を笑顔で振り返りながら、あいさつする松林純子会長

最古の三線の説明をする島岡稔さんと、それを演奏する大吉平造さん(右)

禎一馬さんの力強い歌声に、ノリノリで踊り出す会場の人たち

新会長に井上さん、幹事長は泉さん

 【東京】関東徳州会(松林純子会長)はこのほど、品川区総合区民会館きゅりあんで200人以上の会員、来賓らを集め「第73回・関東徳州会総会・懇親会」を盛大に開催した。役員の改選に伴い、新会長には井上脩士さん、幹事長には泉勝彦さんが選ばれた。

 保岡達也幹事長の司会で始まった第一部の総会は、郷土遙拝、徳之島小唄斉唱でスタート。続いてあいさつに立った松林会長は、「歴代会長が偉大なる貢献をなされた、まね事でもできればと2年間取り組んでまいりました。特に、今年の2月に開催した『第7回・とくの島観光物産フェアin東京』では、三反園訓鹿児島県知事と徳之島の三町の町長の出席をいただき、大成功に終わったのがとても印象に残っています」と2年間を振り返り、大きな拍手を浴びていた。

 会務報告などの議事の後、東京奄美会・大江修造会長、天城町・森田弘光町長らが来賓を代表してあいさつした。

 第二部は、重久正光さん、あずままどかさんの息の合った司会進行、寿智子さんの祝い舞でスタート。敬老者紹介、記念品贈呈などが行われた。余興の中では、奄美市名瀬出身の島岡稔さんが所有する、胴部分が国内最古と鑑定され、大きな話題を呼んだ徳之島伝来の沖縄三線「直富主の真壁」が登場、演奏される一幕もあった。

 さらに、各町会女性部が競い合うようにステージで舞踊を披露。ほかに、久永さとみさん、禎一馬さん、森田美咲さんらも熱唱し、甘味けんじさんも坊主漫談で沸かせた。会場は大盛り上がりとなり、総踊り、六調でお開きを迎えた。