コベルコカップの九州選抜に

コベルコカップの九州選抜として出場する髙井選手(右)と清原両選手(左)

初の全国大会「花園予選につなげる」
大島高 髙井・清原両選手

 「KOBELCO CUP(コベルコカップ)2019 第15回全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会」((公財)日本ラグビーフットボール協会主催)が8月1~4日に長野県上田市の菅平高原サニアパークで行われる。奄美からは大島高校3年の髙井道人=まさと=選手、清原空羽=くう=選手(ともに17)が九州ブロックU―18選抜チームに選ばれ、力を発揮する。

 大会は全国を9ブロックに分け、各地区の選抜チームで争うもの。髙井選手と、清原選手にとっては今回が初の全国大会。髙井選手は「島から全国大会に行くのは珍しい機会。良いプレーができれば」。184㌢114㌔という自慢の体格を生かす清原選手は「応援してくれる人に感謝の気持ちでいっぱい。自分のフィジカルが全国のどこまで通用するのかを試したい」と意気込む。

 持ち味のランと見かけによらないフィジカルが武器の髙井選手と、フォワードのどのポジションにもつける器用さも持ち合わせる清原選手。2人は息も合い、連係してのプレーも往々にしてあるとか。大会では髙井選手が後衛のセンターかウィング、清原は前衛のロックかナンバーエイトのポジションを担当するという。

 3年生の2人にとっては、同大会の後に控える今年秋の全国高校ラグビー大会が高校最後の大会となる。「初の全国大会で得るものは大きいと思う。得たものを花園の予選で、自分の力として発揮したい」(髙井選手)、「誰よりも強いアタックで、チームを花園に導きたい」とチーム全体での全国大会出場を目指すことも語った。