認定ガイドが親子連れ案内

親子観察会と公開シンポ
2月1日参加者募集

 環境省奄美群島国立公園管理事務所は2月1日、奄美市名瀬の宴集会場などで「奄美大島の夜の自然と観光」をテーマとしたシンポジウムと親子夜間観察会=写真=を行う。講演やパネルディスカッションなどを通し、観光ガイドの認識を深める。また親子観察会は先着30人ほどの事前申込制で、事務局は参加者を求めている。

 公開シンポジウムでは、国立環境研究所生物・生態系環境研究センターの久保雄広研究員が「シマの持続可能な観光を考える:野生動物の保全と活用」と題して講演。久保研究員のほかエコツアーガイドや同事務所職員など4人を合わせ5人が、奄美の夜の観光利用の魅力と課題などを意見交換する。

 親子夜間観察会は、奄美博物館職員の講演や同事務所職員の説明を受け、参加申し込みした親子などは5市町村の森に移動して奄美大島認定ガイドの案内で各フィールドを巡る。

 公開シンポジウムと親子夜間観察会の日程は、▽公開シンポジウム=同日午後1時~同2時半、奄美観光ホテル▽親子夜間観察会の事前説明=同日午後3時~同3時45分、奄美観光ホテル▽親子夜間観察会=同日午後6時半~同8時半ごろ、各市町村の集合場所からガイドの車で移動する。

 親子夜間観察会の参加対象は、奄美大島在住の親子。参加希望者は親子で必ず参加して、事前説明と観察会の両方に参加することが注意点。申し込みは29日までで、奄美野生生物保護センターと5市町村の役所・役場関係課などに設置している募集チラシの参加申込書を利用してFAX送信かメールをする。

 問い合わせ先・申し込み先は、環境省奄美群島国立公園管理事務所の千葉さん・鈴木さん電話0997―55―8620、FAX0997―55―8621、メールRO-AMAMI@env.go.jp。