えらぶ色クレヨンで貸出用バック作り

「えらぶ色クレヨン」で貸出用バックに絵を描いた子ども達=知名町=

知名町・ワクワク図書館

 【沖永良部】知名町立図書館による「ワクワク図書館」が16、17日の両日、同図書館であった。町内の小学3、4年生の児童10人が参加。貸出用バックの絵付け体験では、地元の植物で作った「えらぶ色クレヨン」を使いオリジナルバックを制作した。

 図書館に宿泊しながら、本に親しんでもらおうと開催。1日目は夕食のカレー作りの後、お話会や花火を楽しんだ。

 2日目は、本の貸出用バックの絵付け体験が行われ、クレヨンを作っている「えらぶ色クレヨン」プロジェクトのメンバーが商品の特徴などを説明。子ども達は、絵本やアニメのキャラクターをバックに描くと、クレヨンで色付けしていった。

 知名小3年の森田翔英さん(8)は「作ったバックでたくさん本を借りたい」と話した。

 同プロジェクトの宮澤夕加里さんは「個性あふれるバックが出来上がった。多くの人に子ども達が作ったバックをみてほしい」と語った。

 同プロジェクトでは、規格外の地元産ジャガイモを活用した「ジャガイモねんど」の商品化を目指してクラウドファンディングに挑戦している。期間は9月20日まで。