暴行受け少年死亡

奄美署から鹿児島地検名瀬支部へ送致される平容疑者(17日午後3時48分)

傷害致死容疑 アルバイトの男逮捕
奄美署

 奄美署は17日、奄美市名瀬佐大熊町、飲食店アルバイト店員平優也容疑者(20)を傷害致死の疑いで逮捕した。同日、平容疑者は鹿児島地検名瀬支部に送致された。

 同署によると、平容疑者は、14日午後5時20分ごろから午後6時ごろにかけ、同市港町のはま児童公園近くの路上と、そこから1㌔ほど離れた平容疑者の自宅アパート敷地内で、同市名瀬和光町、清掃員岡一雄真さん(19)の頭や顔などを殴ったり、蹴ったりする暴行を加えたもの。岡一さんは、市内の病院に搬送されたが、15日午前8時40分ごろ死亡した。17日、司法解剖を行った結果、死因は前頭部打撲による脳障害だった。

 平容疑者と岡一さんは知人とみられるが、交友関係などは分かっていない。平容疑者は「殴ったり蹴ったりしたことは間違いない」と、暴行を加えたことは認めているが、犯行に及んだ経緯や当時の状況などについては話していない。同署は、岡一さんとの間にトラブルがなかったか、ほかに関係者がいないかなど、慎重に調べている。

 平容疑者宅近くに住む女性(70代)は「アパートにどんな人が住んでいるのか知らない。時々、夜にバイクが大きな音を立てて走るので、うるさいと思っていたが、誰が乗っていたのか分からない」と話し、別の女性(50代)は「数か月前に、近くでケンカのような騒動があり、警察が見回りに来たようだった。若い男性数人が近くを歩く様子を時々見ることはあったが、まさかこんな事件が起きるとは」と、驚いていた。